「パワハラ」行為者の実情に関する調査データ(2022年6月)の配布を開始しました

弊社では、2022年6月、「パワハラ」行為者の実情に関する調査を実施いたしました。実態調査の結果をPDFで配布しておりますので、ご利用ください。

「パワハラ」行為者の実情に関する調査 調査概要

調査期間:2022年6月10日
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
有効回答:過去にパワハラを行ってしまったと考えた経験がある管理職108名 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

「パワハラ」行為者の実情に関する調査 調査結果サマリー

今回の調査では、パワハラとして主に「人格を否定するような暴言を言った」(29.6%)や「長時間説教した」(26.9%)、「無視した」(26.9%)などの行動が行われていることが明らかになりました。

パワハラ行動の理由には、「何度も教えている仕事が満足にこなせないこと」を大きな要因とする声が多い一方で、パワハラ行動の責任割合としては、「80%程度」が26.9%、「100%」が25.9%と、管理職側の責任の方が大きいと捉えている方が多いようです。

その背景には、パワハラに関する研修や講義を受けた管理職が多いことが挙げられ、「やってはいけないことが理解できた」など、ほとんどの参加者が「研修が役に立った」と回答しています。

「パワハラ」に当たるのか?の判断は、受け手の主観だけでパワハラとして判断できませんが、行為者となる上司に「行為者としての意識がない」ことから起こっていることがしばしばあります。

パワハラ防止に関する研修の受講は、"無自覚のパワハラ"を食い止めるためにも、新たな気付きを与えてくれるきっかけとなり得ます。

「自分は大丈夫」だと過信せず、上司も部下も気持ちよく働ける社内環境の構築を目指す必要があるでしょう。

「パワハラ」行為者の実情に関する調査 調査項目

  • あなたがパワハラを行った、もしくは行ってしまったと感じた場面で当てはまるものがあれば、教えてください。(複数回答)
  • あなたがパワハラを行った、もしくは行ってしまったと感じた場面について、Q1以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)
  • パワハラを行った、もしくは行ってしまったと感じた行動を取った理由で当てはまるものがあれば、教えてください。(複数回答)
  • パワハラを行ったもしくは行ってしまったと感じた行動を取った理由について、Q3以外にあれば自由に教えてください。(自由回答)
  • パワハラを行ったもしくは行ってしまったと感じた行動について、振り返った際にどの程度自身に責任があると思いますか。複数回ある場合には、直近の行動について最も当てはまるものを教えてください。
  • 今まで、パワハラ防止に関するE-ラーニングを含む研修や講義を受講したことはありますか。
  • 受講したパワハラ防止に関する研修や講義について、自身にとって役に立つと感じましたか。
  • 役に立ったと思う理由を教えてください。(複数回答)
  • 役に立っていないと思う理由を教えてください。(複数回答)

リサーチデータ(PDF)申し込みフォーム

本調査の結果をPDFにて配布しています。

尚、同業他社、講師業の方について、お申し込みをお断りしております。予め、ご了承ください。

※メディアの方で、本調査データを取り上げてくださる場合、こちらからご一報いただけると幸いです。

投稿者プロフィール

山藤祐子
山藤祐子ハラスメント対策専門家
ハラスメント研修専門講師
国家資格キャリアコンサルタント

ハラスメントとは、あらゆる分野における「嫌がらせ」「迷惑行為」のことです。

企業においてハラスメントを防止するための研修を行っています。

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